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 似顔絵飽和空間へのいざない。(2006/8/19)

それは突然のエンカウント


この日もねこの魅力的は写真を撮影しようと、東京は葛飾・柴又を散策しておりました。

時はお盆。暑い夏のさなか、降りそそぐ直射日光のもと歩き回っておりますと、ふと気になる物件が目に飛び込んできたのであります。




コインランドリー





・・・にがおえ?



にがおえコインランドリー。
まさか店内で、洗濯が終わるのを待つ間、似顔絵を描いてくれるサービスなんかがあるというのでしょうか。
好奇心に駆られながら、期待と不安の入り交じる気持ちと共に、ちょっと覗いてみましたよ。



似顔絵テーマパーク




すげえ



店内に一歩足を踏み入れると、そこには一面似顔絵が広がる空間が存在していました。
壁、天井など、隙間という隙間のいたるところに似顔絵がある。
これは似顔絵マニアにはたまらない。似顔絵ワンダーランドとでも呼ぶべきか。

これだけ並ぶと壮観です。
当方はあいにく似顔絵マニアでは無いため、残念ながらその魅力について理解はできないのですが、なんというか、凄みのようなものは速攻でキャッチする事ができました。

それぞれの作品を見ていきましょう。




ノムさんの肩の虎がすごいリアル


感動した!



小渕さんだけカラー


クールビューティーを祝福



土地柄、寅さんもたくさん


猪木とイチローの間にガッツが



…触手?妖怪?


メガネ男子



サランヘヨ


何故か鈴木あみさんが沢山あった



まいうーの人と、それを毛嫌いする女性


ねこー!






どの似顔絵もよく特徴をつかんでいて、かなり上手です。
こうして貼りだしたくなる気持ちもわかるし、鑑賞には十分耐えうる作品たち。
あれは誰だ、これは誰だ、個人的にはラトグリフ君とカルロス・ゴーンが隣同士だということにグッときた、等々、 コインランドリーで洗濯をしている最中、こうして眺めるのも楽しそうですね。




退屈知らず




街の人々の反応


なんだこのスポットは。偶然とんでもない発見をしてしまったと喜び勇み、思わずこのお店のオーナーさんにインタビューを試みようと電話をさせて頂いたのですが、何度かけてもどなたも電話にでません。
どこか旅行にでも行っていらっしゃるのでしょうか。残念。

かわりにこのお店の利用者さんや、通りすがりのひとびとに色々聞いてみました。


 50歳くらい女性:オーナーが似顔絵描くのが好きなのよね

 20歳くらい男性:夜に来ると怖い

 70歳くらい男性:おもしろいことかんがえるよなあ、って思うよ

 4ヶ月くらいのねこ:ニャー!


大量の似顔絵は、このお店のオーナーによるものだそうです。
概ね皆さんには好評のよう。
確かに夜来ると少し怖いかもしれませんね。
夜の音楽室の強化版みたいな感じですか。

答えて下さった皆さんに事情を説明し、写真を撮らせて頂けるよう頼んだのですが、ことごとく断られてしまいました。そりゃそうだ。
唯一断られなかった、4ヶ月くらいのねこさんの写真を置いておきますね。




ニャー!




帰ってから調べてみると、結構有名な場所だったようで。
検索すると、色々情報を得ることができました。

・少し離れたところに新店舗があり、そこにも似顔絵が沢山貼ってある
・気に入った似顔絵があればコピーを貰える(コインランドリーの利用者限定)
・3000円でオーナーに似顔絵を描いてもらえる
・オーナーは似顔絵で何度か個展を開いている



なんと有料で似顔絵を描いてくれるサービスもあるらしい。
もっとも商売っ気は無く、趣味の範疇なんでしょうけど、冒頭で想像した「洗濯を待つ間の似顔絵サービス」も、あながち見当外れでもなかったようです。


柴又の隠れた名所、似顔絵コインランドリー。
一度訪れてみてはいかがでしょうか。



[ にがおえコインランドリー 東京都葛飾区柴又1-43 ]




自宅も似顔絵に染めてみた


そんなに似顔絵に囲まれた空間って良いものなんでしょうか。
試しに自宅の部屋の天井を、似顔絵で埋めてみました。
全て貼るのに2時間くらいかかった。疲れた。




広がる似顔絵ワールド



今回使用した似顔絵は、馬のかぶりものをかぶって描いて貰った似顔絵2点と、これで描いた自画像。
B4用紙に拡大コピーをして貼り付けた総数は72枚にものぼりました。




いつみてもひどいねこれ



天井一面に広がる小宇宙。
なんだろうこの重圧感は。押しつぶされそうで息苦しい。
体感的に、30cm程度天井が低くなったような気がします。


問題は夜。電気を消して、布団に入ってからの展開がすごい。




真っ暗な天井、懐中電灯で照らすと・・・




ギャアァァァ!


・・・ちょっとした悪夢ですね。




暗闇の中から




見てる・・・


どこを見ていても天井の彼と目が合う。かなり気まずい。
暗闇に目が慣れてきますと、うっすらと見える無数の目が恐怖を駆り立てる。
下手なホラー映画なんかよりもずっと怖い。すごく落ち着けない。

とりあえずこの日は、横を向いてがんばって寝ましたよ。
結論としては、自宅の天井を似顔絵だらけにする利点はこれっぽっちも見あたりませんでした。




店舗が個展になる




目覚めて最初に 見る景色がこれ


自宅の天井を似顔絵でいっぱいにする理由なんて皆無です。
朝起きてみて、またビックリですよ。

しかしそれが公共の場で、発表したいと思える作品があったなら、もうそこは店舗兼個展ギャラリーと言えます。

自身の持つ資産と才能との華麗なる融合の末に相乗効果を得る結果となったこの似顔絵コインランドリーは、とっても効率的で効果的。

絵はうまいし訪れる人間も楽しいし、素晴らしいアイデアだと思いました。

ちなみにうちの天井、剥がすのがめんどいので今だにこのままです。
なんかもう慣れました。
慣れちゃ駄目なんだとは思いますけど。




2006.08.19 23:28 | ネタ | トラックバック(0) | コメント(-) |