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 金メダリストぶってみる。(2006/3/4)

トリノ五輪のメダルが気になる


先日閉幕して一月が経過しました'06トリノ冬季オリンピック。
日本では、女子フィギュアスケートの荒川静香選手が見事、金メダルを獲得しました。おめでとうございます。

ところであのメダル、その形状がかなり気になります。どう見てもCDです。プレーヤーにかけたら音が出るんじゃないか。

金メダルも案外簡単につくることができそう。早速自作してみる事にしました。

金メダルを周囲にアッピールして、あわよくばメダリスト気分を満喫したい。





できました




高級CD-R
金メダルを制作するにあたって、そのメダル部分となるCDの選定を行いました。
やはり一番金色に輝いているものを使いたい。

検討を重ねた結果、5枚組980円程度の高級CD-Rを使用することに。
音楽用高品質CD-Rであるとのこと。

値段が高いだけあって、黄金色がピカピカまぶしいです。


CD-Rの中心、透明なプラスチック部分を切り抜き、そこにリボンを通せば完成です。
なんてお手軽なんでしょう。




制作時間30分程度




良い感じです


裏は青いですけど



なんだろう、この装着時の高揚感は。自分が自分でないみたい。
これさえ首からさげていれば、みんなが羨み尊敬する金メダリスト。
きっと知らない人に声をかけられまくったりするに違いない。ちやほやされまくりの日々。
夢は広がります。

早速これをつけて、外に出てみようと思います。



金メダリストの通勤風景


とりあえず普通に通勤してみようと思いました。金メダルをさげて。
ちょっと早めに家を出ます。これで道中、サイン責めにあっても大丈夫。
金メダリストたるもの、遅刻など言語道断なのです。




清々しい朝です


改札をぬけて



電車を待つ



電車内でメールチェック
普通に通勤をしていても、いつもとは全然違った心持ちで道中を過ごしました。


景色がきれいに見える。

すれ違う人みんな、ことごとく良い人に見える。

金メダリストとしての自覚からか、背筋が伸び、スキップでもするかのような軽やかなステップを踏む。 歩き方に自信が生まれたよう。


とにかく晴れ晴れとした気分になるのです。

いつもはけだるく、どちらかというと暗い気分に沈みがちなこの時間を、なんと楽しく感じるようになっている自分がいるではありませんか。
正直、驚いた。毎日の通勤が楽しくないと思う人に、是非お勧めしたいです。


結局誰一人として声をかけてくる人は居ませんでしたが、みんな心の中では羨望と尊敬の念でいっぱいなのでしょう。

そうか。金メダリストのオーラに圧倒され、近づく事を躊躇してしまっているんでしょう。

俺はフレンドリーな金メダリスト。もっと気さくに話しかけてくれればいいのに。みんなほんと、シャイなんだから。




電車内における、金メダルの意外な利用方法を発見しました。

もし満員電車でつかまるつり革が無かったとしても、こうすれば大丈夫。

マイつり革としても機能する金メダル。ものすごく実用的なアイテムであると言えます。


荒川選手も、どうぞお試し下さい




この感動を分かちあいます


気分が高揚する。なんだか楽しくなってくる。若干の優越感に浸れる等々、良い作用ばかり起こす金メダル。
このまま健康器具として売り出しても良いのではないかとすら思えてくるこの効果。
このまま自分だけ楽しい思いをしていては申し訳ない。素晴らしいものはみんなで共有したい。
街に出て、色んなものにこの感動を提供したいと思いました。




ペコさん


ドナルドさん


SHINJOさん



ソフトクリームさん


カラーコーンさん


石灯籠さん


みなさんよく似合ってます。心なしかその表情もにこやかに、溌剌としてきたように見えます。
道行く人々、みんなメダルに、メダリストに注目していきます。なんとも誇らしげに佇むその姿に。
きっとみんな、自信を得たに違いありません。

ただドラえもんに関しては、首ではなく鼻にかけた事により、少々申し訳ない事になってしまったと反省しております。ごめんよドラえもん。



ピエロみたいになってしまった




金メダル返上します


これまでは受け身な金メダリストだったと思います。
他人から注目され、声をかけられるのを待っているだけの存在。
本当に金メダリストぶっていたのでしょうか。

そうだ、攻めの気持ちでいこう。
自ら金メダリストである事を、外にアピールするのです。
しかし自己主張をするとなると、途端に自信がなくなってきてしまいました。

俺みたいな小心者の小市民が、果たして金メダリストに相応しい人間なのだろうか。
無洗米であるにもかかわらず、いつも必ず普通に研いでしまう俺みたいなチキンハートには、金メダルは似合わないんじゃないだろうか。
マイナス思考を重ねるうちにかつての自信もなくなり、ここに金メダルは返上しよう、という結論に達しました。

俺に変わる金メダリストには、友人のE氏がその役割を快諾してくれました。
今日から彼が金メダリストです。俺の時代は終わりを告げました。


友人のE氏




金メダル継承式


やった!俺がニュー金メダリストだ!



彼にもまず金メダリストとしての素晴らしさを実感して頂く為、しばらくは受け身の金メダリストとして過ごして頂きました。
街にとけ込むその姿を、どうぞご覧下さい。



行列に並ぶ金メダリスト


トイレから出てくる金メダリスト



コンビニで商品を物色する金メダリスト


駄菓子沢山とチョコ1袋、どちらを買おうか悩んでる金メダリスト



お会計を済ませる金メダリスト


エスカレーターを上がってくる金メダリスト



信号待ちの金メダリスト


手を挙げて



金メダルをアピールしながら


横断歩道を渡る金メダリスト


ちなみにこの横断歩道の時、子供に「あー!CDだー!」と指をさされました。2回くらい。
CDじゃないですよ。金メダルですよ。一緒にいたお父さんが、申し訳なさそうにしていました。



子供って短絡的



基本的に日本人に声をかけられる事はなく、やはりその国民性がうかがい知れます。奥ゆかしいにも程がある。
しかしその点、外国の方は違います。
道を歩いておりますと、路上でTシャツを売っていたブラザーな感じの外国人が、金メダルを見るや否や「オオゥ、ゴールドメダル?」と食いついてきました。
「サムライサムライ!」「タイセツニシテクダサーイ」と、何とも心温まるリアクションを下さいました。
友好の証として、上着交換でもすべきだったでしょうか。




ノリがちがう






金メダリストぶりも、段々板について参りました
ここまではある意味慣らしの期間ということで、ここからが本番。

いよいよ攻めの金メダリストとして、精力的にアピールして参ります。

トリノ五輪金メダルといえば荒川選手。アイススケート。
今最も金メダルに敏感な地であろう、スケート場に足を踏み入れます。

大丈夫でしょうか。
場内がパニックに陥ったりしないかどうか不安ではありますが。




いってきます




ものすごい混雑です






あの荒川選手の金メダル熱もさめやらぬ今、巷のアイススケート場は大盛況。
オリンピックの演技に触発された人が大挙して押し寄せている模様です。
ここに居る人ならみんな、金メダルを見てピンとくる人ばかりでしょう。
そんな中、金メダリストが飛び込んでいくとあっては、果たしてどれだけの混乱が巻き起こるか想像もつきません。
最初は控えめに、徐々にアピールしていこうと思います。




氷上で危なっかしい金メダリスト


少しして慣れました


まずは場内を軽く一周してみます。



子供らと一緒に金メダリスト


観客にアピールしながら



笑顔がまぶしい


あっ こけた


転んだ際に、金メダルが裏返って青メダルになってしまう場面もありましたが、大した混乱もなく滑りきることができました。
本格的にアピールを開始したいと思います。



日の丸を背負って



そう、金メダリストの最大のアピールとして、国旗をまとったウイニングランが存在します。
荒川選手も行いました。
それに倣って、みんなにわかりやすいようこれを再現。これでもかと金メダリストである事を知らしめようという魂胆なのです。



それにしても目立つ




周囲にアピールしながら一周してきました




笑顔の金メダリスト




さすがスケート場。金メダルには敏感です。
金メダリストが通過すると、小さく騒然とします。皆一様に、同じようなリアクション。しかし積極的に声をかけられたり、羨まれたりするような事はありませんでした。

荒川選手等の活躍に触発されてか、子供スケート教室でスケートを学ぶ姿も多く見受けられました。
金メダリストを目指すのであれば、もっとどん欲であってほしい。子供たちは、この金メダルに大して過剰に反応すべきだと思う。
そんなんじゃ世界に勝てませんよ。気持ちで負けてしまいます。

周囲との接触等、安全には気を配っておりましたので、特に注意されるような事もありませんでした。
スケート場の懐の広さを感じました。すいません、バカで。




場内の片隅で表彰台



概ね気持ちよく過ごしたひとときですが、そろそろ金メダリストの体力的限界が近づいて参りましたので、ここらへんでお開きとさせて頂きたく思います。
所詮スケートは素人以下ですから。




羨望の眼差しの中で


子供の頃、自らの「何か」を称える為に自作したもの。
チャンピオンベルト。王冠。そして金メダル。
あの頃みたいに、大して誇れるものがないままに自分自身をアピールする事はできなくなっていたけれど、実はそんなもの無くたっていい。
そこに金メダルがあれば、人は誰だって金メダリスト。元々特別なオンリーワンなのです。

なんか指さされて笑われていたような気さえすれど、あまり声をかけられる事はありませんでした。ほんと引っ込み思案。日本人の悪いところです。
みんな羨ましいくせに。マネしていいですよ。
微妙に流行に乗り遅れてますけど。




入場は勿論肩車で





2006.03.04 21:34 | ネタ | トラックバック(0) | コメント(-) |