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 七肉がゆ。(2006/1/7)

草なんて食ってられるか

1月7日。
この日は昔から七草がゆを食べるという風習があります。

七草とはいわゆる春の七草(七種)の事を言い、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの7つの草をおかゆと一緒に炊いたものが一般的に七草がゆと呼ばれています。
邪気を払い万病を除く占いとして食べる、という概念の他にも、おせち料理で疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという効能もあるようです。
おせち料理ってそんなに胃腸に負担をかける食べ物なのか、ならそんなの食べないでカレー食ってればいいじゃん。

しかし俺を始め最近は正月におせち料理など食べない人も沢山います。
むしろ年末年始にお金をおろしそびれてしまい、細々と食をつないできた人にとっては、まさにこの期に及んで草なんて食ってられるかと怒り心頭になる事でしょう。
胃腸が弱っていない食べ盛りのお子さんにとっても同様。
草なんかよりももっと肉を食わせろ肉を、という声がそこかしこから噴出しているのが聞こえてくるようです。

そこで七草がゆに対抗して、七肉がゆをかんがえました。
強くなりたければ肉を食え。そして毎日筋トレをすべし。みんなで臭い大便出そうぜ!




七つの肉を用意


七肉がゆをつくるには当然、七種類の肉が必要になります。
俺は七肉がゆに入れるべき七つの肉を集める旅に出かけました。
なんかドラゴンボールみたいですね。

旅と言ってもまあぶっちゃけ近くのスーパーなんですが、単純に考えて豚肉、鶏肉、牛肉あたりは確定。
残る4つのポストを検討しつつ店内をまわり、結果以下の七肉を選出致しました。






一番上から時計回りに、豚肉、牛肉、鶏肉、羊肉、レバー、魚肉ソーセージ。
そして真ん中が、日清カップヌードルに入っていた肉です。

本当は馬肉も入れたかったんですけど売ってなくて、なんとなく馬刺しにみてくれが似てるレバーを選びました。
よく考えてみたら全然似てませんでした。馬肉って食ったことないから味もわかんないし。まあいいや。

ちなみに俺、羊肉も今回が初体験です。味にクセがあると聞いてますが、全てが台無しにならないか今更ながら心配です。





湯が赤く染まる



下準備として、肉をさっとぬるま湯でゆがきます。
カップヌードル肉が早くもふやけましたので、速攻で米と混ぜ、炊飯器のおかゆ機能で炊く。
味付けは少々の塩のみ。あくまで七草がゆに倣います。




炊きあがりましたよ


「ピーーーーー」というけたたましい音とともに完成した新しい料理。
これがこの先、日本における1月7日の定例事項になるとあって、ひたすら感慨深い気持ちでいっぱいです。
(ひどい妄想です)

さあ、炊飯器のフタを開けますよ。




じゃーん



なんかぱっと見、トリゴボウ炊き込みご飯という感じ。
思ったよりグロテスクでなくてひと安心。
い、いや、ガッカリなんてしてませんよ!何言ってるんですか!いいかげんにしてください!

かき混ぜるとやはりべちゃべちゃしてる。おかゆですからね。
白飯は肉の色がうっすらとつき、炊き込みご飯だとかおかゆよりもおじやに近い感じ。
茶碗に盛ってみます。




七肉がゆ 完成



田舎料理とかで普通にありそうですよねこんなの。
もしかしたら既に存在するものなのかと思いぐぐってみたらやっぱりありませんでした。よかった。




でもなんというか…



…ところどころ、なんかキャットフードが入ってるような錯覚へ陥りがちに。
まさにねこまんまとはこのメニューの事を言うんじゃないか。
期待と不安が入り交じった気持ちの中で揺れ動きつつ、いよいよ実食に移りたいと思います。




改善の余地ありありです




ほんとキャットフードじゃないのかこれ



意を決して口に入れますと、案外おいしい。塩味と肉味がほどよくマッチしていて、その味がしみこんだ白飯もまずくはない。
やった、日本の創作料理界と伝統文化に一石を投じたぞ、と興奮するのも束の間。
二口目を運んだ後に悲劇は訪れました。

血・・くせえ・・・。

なにやらものすごく血なまぐさい。これはきっとレバーの仕業だ。
一気に涙腺がゆるみ、眼球が涙で満たされる。いわゆる涙目ってやつだ。
レバーを避けて食べていけばなんとか食べられるシロモノでしたが、こいつを口に入れると途端にゲテモノ料理と化す。醸し出す不協和音。明らかなキャスティングミスだ。

レバーじゃなくて馬肉を入れていたらこうはならなかったかもしれない。
案として浮かんだ梅肉や大豆(畑のお肉)を選んでいればどうなっていただろう。
七肉がゆ。正式な伝統文化とするには更なる研究の余地があるようです。

ちなみにその他の肉に関しては、魚肉ソーセージ以外どれがどの肉だか判断がつきませんでした。





つくりすぎたので、一日がかりでなんとか食べました。終始半泣きで。









伊達に長年続いてないな



やはり突発的に思いついたものが、長年培われ続けられてきた風習にかなうはずもない。
余計胃腸が疲れた気がするのは、俺が三十路目前である事だけが要因ではないだろう。

更に研究を重ねて、ほんとうにおいしい七肉がゆを完成させてみたい気もするけど、肉だといくらうまくつくっても「おじや」になってしまう事は必至。
お粥と肉を別々に料理し、最後に混ぜるという方法は七草がゆに倣ってないので避けたいところ。
めんどいのでもういいや、って思いました。

それにしてもこれって本当に猫飯チックでした。ビジュアル的にも、味的にも。
本来人間が食べるものではないのかもしれない。むしろ本来の意味でのねこまんま道を極める研究でもしてみようか。






超食べたそうに覗き込んでるし



2006.01.07 19:45 | ネタ | トラックバック(0) | コメント(-) |
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