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 アスパラガスレボリューション。(2006/2/26)

四半世紀を経ても尚変わらぬ姿


アスパラガス。

茎を食用とする春の緑黄色野菜ですが、ここでとりあげるのはギンビス社が発売する「アスパラガスビスケット」のこと。

30数年前に登場したこの商品。発売当初と変わらぬルックスで誰もが知る超ロングセラーとなった訳ですが、ここ数年パッケージの側面に「アスパラガスビスケットの食べ方アイデア」と称して色んなレシピが紹介されています。
構造改革の必要性が叫ばれている昨今、歴史あるスナックにも新たな道の模索が必要のようです。



甘さと塩気とゴマ風味のアンサンブルがたまらない
その内容がなかなかすごいことになっているので、紹介も兼ねて実際につくってみました。



何やらリトルグルメ的な展開に


アスパラガスビスケットの食べ方アイデア、つまりアスパラガスビスケットをつかって料理っぽい事をしてみよう、おいしく楽しく食べようというコンセプト。
アイデアは常に消費者より募集承っているようで、ここに記載されているのは全て一般消費者が考案したものです。
お菓子を料理、というと、昔の漫画(アニメ)「OH!MYコンブ」におけるリトルグルメを思い浮かべてしまいますが、完成品はまさしくそれ。
漫画から飛び出してきたようなその姿を、どうぞご覧下さい。


・アスパラガスマヨネーズ


レシピ


まずは一品目。アスパラガスマヨネーズをそのレシピにのっとってつくります。

耐熱皿へ慎重にアスパラガスを並べ、また慎重にマヨネーズを盛っていきます。
レシピのように並線盛りをする余裕はなく、ただ直線を引くだけでした。

オーブンで加熱して出てきたそれは、ビスケットとゴマの焼ける香ばしい香りをふりまいています。

食べてみますと、かなりおいしい。
マヨネーズはなんだかしなびてしまって、まるで脂のカタマリのような様相を呈しており、その存在を実感することは難しくなってしまいましたが、アスパラガス単体をオーブンで加熱しただけで十分おいしい。

きざみパセリのトッピングを忘れてしまいましたが、この際あまり関係なさそう。
オーブンに通すだけでこんなにおいしくなるとは。新発見です。


オーブンで加熱



できました



マヨネーズがカリカリに


・アスパラガスの串ハンバーグ


レシピ


二品目はハンバーグをアスパラガスで串刺しにした形の料理。

一見マンガ肉にも見えるビジュアル。
箸やフォークの類がなくとも、アスパラガス部分を持つ事によって、スナック感覚で食べる事ができる気軽なハンバーグに。
いや、元々スナックなんですが。
行楽のお供に抜群の性能を発揮しそうですね。

普段揚げ物をしない俺。フライパンに大目の油を注ぎ、斜めにして油だまりをつくって揚げます。
投入するとほどなくしてことごとく黒ゴマが破裂。油はねスパークの危険な状態に陥ります。火傷に注意です。

出来上がったものは、普通にハンバーグ。アスパラガス部分は油を吸って、多少しっとりしています。
食べてみてもやはりハンバーグ。うまい。白いご飯がほしくなる。

…いや、思ってませんよ。
これって普通にハンバーグだけで食べた方が美味しいよな、などとは決して。


油で揚げて



完成



超うまそう




大本命登場


数あるアイデアの中でも、色んな意味で突出した存在がありました。
それがこの、おにぎりのトッピングとしてのアスパラガス。
着眼点といい、その強引さといい、俺は大変感服いたしました。これはすごい、と。
とにもかくにも、まずはレシピをご覧頂きましょう。




レシピ・・・・・?



これはすごい、としか言いようがありません。素晴らしい。惚れた。
何よりこのアイデアを採用し、商品パッケージの側面に掲げているギンビス社に。
自信満々で全国に送り出しているという思い切りの良さに。

パーティーなどでこんなおにぎりが登場したら、愉快でたまりませんよね。テンション急上昇です。
楽しい気分になりたくて、早速つくってみました。






普通のおにぎりが…



コウナル



右の方、にぎりが甘かったのか四方からアスパラガスを突き刺されてるからなのか、若干腹がさけてしまっています。ちなみに中の具はおかか。
ウズラ玉子でつくった顔、その表情が心なしか艶っぽい。
なんか魂飛び出しちゃってるみたい。




恍惚


意図せずこの表情。すばらしい。これから食われる者の悲哀がにじみ出ています。
しばらくこの恍惚を傍観しておりますとそのうち




首が落ちた


腹がさけ、おかかの内臓が見え隠れする上に首がコロンと。
なんともいえない光景。いけない事をしている錯覚に陥る。
食べられるべきものの擬人化というのは、時として後悔を伴うものなのかもしれません。
崩壊がこれ以上進行しないうちに食べてしまいましょう。




食うぜ



がぶりと




覚悟!



食ったぜ!


なかなか猟奇的な気分にさせてくれます。
表情あるものを食べるってちょっと抵抗がありますね。
僕の顔をお食べ、などと自ら志願するキャラクターなら別として、こういうのって情操教育という面ではどうなんでしょう。

ともかくランチボックスなどに並んでいるぶんには見た目が楽しく、味も普通におかかおにぎり。おいしかったです。



ぼくのかんがえたアイデア


こういう内容でも採用され、商品パッケージに印刷されているのであれば、俺にも考えがあります。
うん、俺にも何かつくれそうだ。実際つくってみよう。

思ったんですが、アスパラガスって見た目、形状共に木材みたいじゃないですか。
それをフルに活かして何かつくれないだろうか。木材でつくる何か…。
結局、アスパラガスで家をつくる事にしました。しかもログハウス。
色的にもバッチリじゃないですか。

楽しくなって参りました。思い立ったが吉日、建設開始です。




基礎工事完了
積み上げていきます



扉と窓を考慮して
トンテンカンテン



あとは屋根をつくって
最後の仕上げ


できあがりました。ご覧下さい。

タイトルは「雪山のロッジ」





しんしんと降る雪は




やがて屋根にも降り積もり





全てを真っ白に包み込む




雪にはグラニュー糖を用いました。パウダースノーの感じがよく出ました。
これだけのものをつくるのに使用したアスパラガスは一袋強。とってもリーズナブルです。

他の角度からもどうぞご覧下さい。















ひとしきり目で楽しんだ後食べました。コツコツと少しずつ。
アスパラガス同士の接着には湯煎したチョコレートを使用したのですが、アスパラガスとチョコレートの相性も抜群でおいしかったです。
勿論グラニュー糖に関しましては、こんなに食べたら糖尿病一直線ですから、別容器に移し再利用する事としました。

その大きさ、強度から、行楽などに用いるには不向きだとは思いますが、ちょっとした屋内パーティーなどには盛り上げの一役を担うアイテムとなりうると思います。
手間はかかりますが、インパクトはかなりのもの。サプライザーの皆様方、いかがでしょうか。




創意工夫、向上心を絶やさずに


アスパラガスビスケットの製造販売元であるギンビス社では、常にこういったアイデアを募集しているようです。
パッケージ横に記載されているユニークな食べ方も、ここに寄せられたものなのでしょうか。
一体どういった経緯をもって採用に至るのでしょう。ギンビス社に実際問い合わせてみました。

「食べ方のアイディアは随時募集しており、弊社企画室へ連絡させていただいております。」とのこと。
寄せられたアイデアは企画室へ通され、そこで審査・採用が決められるのでしょう。
本当はおにぎりのトッピングとしてのアスパラガスについて、その採用までの経緯を詳しく聞きたかったのですが、 あんまり突っ込んで聞くとめんどくさがられると思い、これ以上は自制しました。

また、上のログハウスを「アスパラガスビスケットの食べ方アイデア」として投稿したところ、
「この度はアスパラガスを使った大変素晴らしい作品の写真をお送り頂き、ありがとうございました。大変な力作に社員一同感動いたしました。」
とのお返事を頂きました。社交辞令でも嬉しく存じます。

昔の栄光に浸り、すがってばかりでは、明るい未来はやってきません。
常に攻めの気持ちを忘れない老舗メーカーの向上心を垣間見ました。
皆さんもユニークな食べ方を投稿してみてはいかがでしょうか。


>>ギンビス ホームページ<<





アスパラガスの窓から





2006.02.26 21:30 | ネタ | トラックバック(0) | コメント(-) |